映画を振り返りたくて買いました。映画では表現しにくい エルサの心情など深く知ることができて楽しめました。

2023/05/28

これはこれまで許さんが書いた著書の中での一番のヒット作ではないのかな。クラシック関係の作品の場合は、どうしても文章で伝えられるメッセージには限界がありますから。それに対して、日本文学の場合は、作品の中で、原作品の引用を行うことにより、メッセージがより生き生きとして、明確に著者の主張が伝えることが可能となります。”プロレタリア文学はものすごい”という荒俣宏の作品がありましたが、この作品も、同じように、忘れ去られた作品の隠れた価値の復権を狙いとした作品です。”邪悪な文学誌”とは違い、必ずしも、現代の価値観からの転倒した読み直しというアプローチはとっていません。むしろ、金の亡者と化しつつある現在の大学での生存競争のためでしょうか、”人間の悲しさ”という成熟した普遍的な認識がアプローチの基盤となっています。最初と最後の、岡本かの子の作品の解読に、この認識が明確に現れています。党生活者の青春小説としての位置づけや芋虫や鏡花の解読の部分ももなかなかユニークです。著者も述べていますが、破戒の衝撃的なエンディングについてはぜひ含めてほしかった部分です。さてもう一回日本文学を読み直してみましょうか？

2023/05/25

映画を振り返りたくて買いました。映画では表現しにくい エルサの心情など深く知ることができて楽しめました。

2023/05/21

２０」をテーマに２０人の有名作家が執筆した短編集。名前だけは知ってるけど、みたいな人の長編へのとっかかりに。一番心に残ったのは井上荒野「２０人目ルール」。あと伊坂幸太郎はやっぱり好きになれないな、など。

2023/05/21

2023/05/20

毎年買っちゃいます、店の栄枯盛衰が激しいので念のためチェックに使ってますここ4年間は毎年１～3回お伺いしてるので助かります。

2023/05/18

行動経済学の本は、前提となる実験の記述が多くて『ポイントに辿り着くまで長い』ことが特徴と言えば特徴。。。この本は、とてもシンプルにまとまっていて参考書的に使える良書です。資料作成やトークスクリプト作成時、手元にあると強力な武器になることは間違いありません。

2023/05/15