話自体はアメリカと同じような感じなので悪くはない。だが、警察組織自体が間抜けで、警察官もアホや間抜けで、腐敗もしているので、嫌になる。また、嘘つきだらけなのも観ていて嫌になる。ジャンルにコメディーの記載があるが、こういった感じのは好きではない。私は「NCIS」などのユーモラスが良い。カメラワークも好きではない。緊迫感のあるシーンならカメラがちょこちょこ動いても良いのだが、普通のシーンでちょこちょこ動くため、見ていて酔う。もしかしたら、イマドキならブレない機材を使っているが、予算がなく使えないのかとも思ってしまった。

2023/05/26

手錠で繋がれた憎み合っている白人と黒人の間に徐々に友情（＝絆）で結ばれていく様を描いたサスペンス風ロード・ムーヴィー。アカデミー賞の脚本賞を受賞しているとは言え、主演2人が何れも凶悪な脱獄囚には全く見えないので、「復讐鬼」のような次に何が起こるか解らないと言ったハラハラドキドキの緊迫感にはやや欠ける。ストーリーも結末も予定調和ではあるが、社会派スタンリー・クレイマー監督の巧みな演出によって観ている者に何かを訴える作品となっている。この映画が製作された時代が時代だけに（58年）かなり微妙な内容で素直に受け入れられ難い作品と言えるけれども、スタッフ・キャストとも天晴と言うべきだろう。ストーリーは単純です。囚人護送車が事故って手錠で繋がれた白人のジョン（トニー・カーティス）と黒人のカレン（シドニー・ポワチエ）だけが暗闇にまぎれて脱走に成功します。2人を捕まえる為、保安官をリーダーとし、ドーベルマンを引き連れた追跡隊が組織されます。つまり生きたまま捕まえなくても良いやと言う発想ですね。逃亡中にとっ捕まったり、ジョンが怪我をしたりと、大体予想がつく展開とはなりますが、時間稼ぎの様な無駄なエピソードを省いていますのであれよあれよと言う間にラストを迎えます。スタンリー・クレイマー監督は「招かれざる客」でも黒人に対する偏見をテーマにしていましたが、何れの作品も決して押しつけがましいところはなく、説教臭くもないので非常に好感のもてる作品となっています。そして主演の2人がとても良いんですね。トニー・カーティスは唯の二枚目で大根役者だと世間では言われていましたが、今作は彼がアカデミー賞にノミネートされた唯一の作品であり、今作を観る限りでは演技も大したものだと思います。優しい顔立ちが脱獄囚役にはやや不向きかと思いますが。シドニー・ポワチエはどう見ても知性的ですから、脱獄囚役はチョット違和感ありますね。上述の様に2人とも悪党に見えないのですが、この2人だからこそやや甘ちゃんとも思えるラストが嵌っているとも言えます。助演陣の有名処は2人を追いかける保安官マックス・ミュラー役のセオドア・バイケル、逃亡中の2人をとっ捕まえてリンチを加えようとする村の住民役を演じたクロード・エイキンスなどがいますが、2人の引き立て役に過ぎません。しかし逃亡中の2人を匿う、夫に逃げられた子持ちの女役を演じたカーラ・ウィリアムズだけは異彩を放ってます。ジョンに心惹かれる女は『2人で逃げましょう』とジョンに持ちかけるのですが、息子は親類に預けてしまえば良いと言うし、カレンには底なし沼が待ち構えている道を教えるし、まぁ魔性の女とでも言うのでしょうか。その魔性の女を好演しています。

2023/05/26

なんというか、最後までまともに見るのはなかなか苦痛でした。家族愛を強く出しすぎで序盤からむずむずするというか、まぁそれが原因で大変な事態に巻き込まれるあたり「アメリカ映画だなぁ」と思ってしまう。

2023/05/25

西部劇の筋立てにB級ホラーを合わせたところへニコラス・ケイジ先輩の工藤静香ダンスレッカー代金とパンク修理代を労働（清掃）で立て替える、「キッチリ休憩を取れ」と言う言葉も契約の一部なのでちゃんと守るニコラス・ケイジ先輩握手が信用、契約を意味していた時代のアメリカを想起させる演技はさすがと言うよりほかない

2023/05/23

とっても面白い映画だと思う。ストーリーもいいし、緊張感もあるし、アルパチーノはカッコいいし何も文句はない。ただ「スカーフェイスと同じじゃねぇ？」と思ってしまった。スカーフェイス大好きっ子としてはもう少し違いを出して欲しいと感じた。

2023/05/20

この映画が公開される前のショートムービーでは、ミラジョボが大剣を背中に携えて砂漠を歩くワンシーンが印象的で、そのまんまのイメージのままこの映画を視聴した為か、”違和感”がハンパなかった。私はミラジョボが大剣振り回しながら雑魚モンスターをバッタバッタとなぎ倒して…いわゆる”ミラジョボ無双”みたいな映画なんだろうなーっと思ってふとクリックしたわけです。ところがどっこい、この映画ではミラジョボさん現役軍人スタートであります(クラスは大尉)。そもそも”ハンター”ではないんです。この映画で重きを置かれていることは、どちらかというと、「”訓練されたただの一般人”が”あの世界”に異世界転生したらメッチャ苦労すると思うよ！」っていう映画だと思います。少なくとも前半部分は全部それに費やされてる印象でした。私は開始早々からモンスターを狩りまくる映画だと思っていましたから、なんというか、「え？そういうノリなの？」って思っちゃいましたね。もしも私とおんなじ気持ちでこの映画に挑む人がいたとしたら、多分肩透かしを食らうかもしれません。この作品に対する私見を統括させていただきますと、モンスターハンターファンにはいまいち響かないかも知れません…(こんなあんまりなこと自分だって書きたくありません)というと、ぶっちゃけモンスターの存在以外”モンハンらしさ”をあまり感じなかったからです。双剣をクロスさせてジャキーンとか、アイルー(大)とか、申し訳程度の要素があるくらいで、この映画のほとんどは「異文化交流」と「過酷な対怪物バトル」でした。終わり方もまあ…なんというか…打ち切りみたいな終わり方しますし。ちょっと色々と持て余してるかなって印象です。でも映画としては面白かったと思います。以上です。

2023/05/16

お勧めします。いい俳優陣を使ってますね。

2023/05/16

その所為で止めた。

2023/05/15

フリッツル事件と言うと映画「ガール・イン・ザ・ベースメント」と比べてしまう。あちらが程々事実で此方は事件を元に作られたフィクションだそう。「ガール・イン・ザ・ベースメント」が部屋に入るまでから脱出までを描いており、此方は部屋での生活から脱出した後の生活までを描いている。この作品も心苦しい作品ではあるが「ガール・イン・ザ・ベースメント」や「フリッツル事件」そのものはもはや狂気としか思えない。何方の作品も見て比べてみるのが良いかも知れない。順序的にこっちを見てからの方が心に優しいかも知れない。「ガール・イン・ザ・ベースメント」から見るとこの作品には物足りなさを覚えるかも。

2023/05/13